（キムチ・担々麺・激辛　その１０）

○　「デカ王　２．０　旨辛　豚キムチ醤油味」（日清）

　普通のカップ麺の２倍のボリュームがあって、それでいて美味しさも忘れていないデカ王２．０から「旨辛　豚キムチ醤油味」の登場です。

　以前に豚キムチ醤油味というのが登場したのですが、今回は「旨辛」という文字が加わりました。文字だけじゃなく味の方もパワーアップしていると思います。

　お湯を入れて３分、蓋を開けて調味オイルを入れてよくかき混ぜれば完成。大きなカップの中からキムチのとても良い香りが漂ってきて食欲をそそられました。

　まずはスープを一口いただきます。ラー油とキムチエキスが効いているスープは醤油の味もちょうど良くとても飲みやすいものとなっていますね。

　具は豚肉、白菜キムチ、長ネギの３種類。豚肉はとても良い味わいとなっており、白菜キムチはシャキシャキとした食感と絶妙な辛さが心地良いといった感じです。

　麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。柔らかめの麺となっていますが、ピリ辛スープとの絡みは抜群で、なんといってもボリュームがハンパじゃありません。

　絶妙な豚キムチの味わいをこれでもかというくらいに楽しめる一品。食べていると額から流れる汗と比例しているくらいに旨辛でした。

○　「カップスター　辛口ＲＥＤ　チリペッパー」（サンヨー食品）

　サンヨー食品といえばサッポロ一番のカップスター。そのお馴染みのカップスターシリーズから辛口ＲＥＤチリペッパーの登場です。

　真っ赤な外見から本当に辛そうだなということが伝わってきます。普通のスープに唐辛子をかけるだけなのか、スープ自体が辛いのか、とても興味がありますね。

　お湯を入れて３分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。トマトを思わせる酸味がかった香りとともに唐辛子の香りも漂ってきました。

　早速、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりのスープはコンソメスープにトマトを入れて唐辛子で辛味を付けたような味わいで美味しいです。

　具は肉、キャベツ、アスパラガス、ニンジン、赤ピーマン、タマネギの６種類。肉やキャベツの味わいも良いのですがアスパラガスの美味しさが印象的です。

　麺はどちらかといえばスナック麺タイプ。柔らかめの麺となっていますが、辛いエキスがしっかりと染みこんでいるような味わいでなかなか良い感じとなっています。

　トマトベースの風味により清々しい辛さを楽しめるような一品。具材のバラエティさも嬉しく麺の量も満足するものがあるのでお薦めの一杯といっても良いです。

○　「スーパーカップ　豚キムチ　キレ辛ブタキムスープ」（エースコック）

　美味しくてお腹も満足するスーパーカップ。そのスーパーカップでお馴染みとなっている豚キムチシリーズからキレ辛ブタキムスープの登場です。

　前回は本格派ブタキムスープということで楽しませてくれたのですが、今回はキレ辛ブタキムスープ。前回よりもキレのある辛さを楽しめそうな感じがします。

　お湯を入れて３分、蓋を開けてブタキムオイルを入れてよくかき混ぜれば完成。キムチの食欲をそそる香りが漂ってきたとともに辛そうな光景が目に入ってきました。

　早速、辛そうなスープを一口いただきます。豚のエキスが染み渡っているスープにキムチの美味しさが混ざっているといった感じ。辛さもなかなかのものですね。

　具は豚肉、白菜キムチ、唐辛子、チンゲンサイの４種類。良い味わいの豚肉に加えてなんといっても白菜キムチが本格的な美味しさで嬉しくなってきます。

　麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。麺自体の柔らかさはほどよいといった感じがしますね。スープとの絡みもまあまあで、なんといっても満足のいく量です。

　心地よい辛さのスープとキムチの美味しさが絶妙でお腹も満足するような一品。進化し続けるブタキムスープの今後もかなり気になります。

○　「大盛　担々麺　ニューバージョン」（明星）

　濃厚な練りゴマのコクがあるスープで楽しませてくれる大盛り担々麺がリニューアルして帰ってきました。

　担々麺といえば風味の良さと辛さがポイント。このカップ麺の前作はどちらも兼ね備えていて美味しかったのですが、さらなる味の進化に期待したいです。

　お湯を入れて４分、蓋を開けてコクのたれを入れてよくかき混ぜ、あとのせかやくを載せれば完成。ゴマのとても食欲をそそる香りが漂ってきました。

　早速、スープを一口いただきます。香り同様にゴマのエキスがたっぷりと詰まったスープはピリ辛なのですが、思ったよりスッキリとしてて飲みやすいです。

　具は挽肉、ゴマ、長ネギの３種類。あと乗せかやくということでサクサクとした食感があるとともにトッピング的な感覚で美味しくいただくことができます。

　麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。うどん麺に近いくらいに幅広の麺はほどよい硬さとなっており、スープや具ともよく絡むのでなかなかの味わいです。

　ゴマの風味とほどよい辛さを楽しむことが出来る一品。味もさることながらボリューム的にも満足するものとなっているのが嬉しいですね。

○　「とんがらし麺　韓国風海鮮キムチチゲ」（日清）

　辛くて美味しいカップ麺として定着しているとんがらし麺。そのとんがらし麺から韓国風海鮮キムチチゲの登場です。

　辛さの素となる唐辛子には韓国産アンミョンド唐辛子を採用しているという辛さに対してのこだわりがあります。本物の辛さはどの程度なのか楽しみです。

　お湯を入れて３分、蓋を開けて韓国産アンミョンド唐辛子を入れれば完成。今回はすべての唐辛子を入れてみましたのでとても辛そうな仕上がりとなりました。

　早速、スープを一口いただきます。あっさりとした口当たりのスープは海鮮風味を味わえたと思った瞬間に辛さが伝わってきました。でも、間違いなく美味しいです。

　具は白菜キムチ、イカ、カニかま、ゴマ、長ネギの５種類。海鮮風味のあるイカやカニかまの味わいも良いのですが、シャキシャキとした白菜キムチも良い感じです。

　麺はスナック麺タイプなのですが、唐辛子が練り込んである麺となっています。やわらかめの麺となっていますが、スープとよく絡むのでとても美味しくいただけます。

　汗がにじみ出てくるような辛さなのですが海鮮風味もしっかりと楽しめるスープがとても美味しい一品。飲み干した後に本場韓国を楽しめたような気分になりました。

○　「韓流辛麺　海鮮チゲラーメン」（明星）

　辛くて美味しいでお馴染みとなりつつある韓流辛麺から旨辛チゲスープを楽しむことが出来る海鮮チゲラーメンの登場です。

　辛さと酸味のバランスが良い白湯スープとしっかりとした歯ごたえの太麺です。といったことがカップに書いてありました。辛旨と麺のコシの良さを楽しめそうですね。

　お湯を入れて３分、蓋を開けて調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。キムチの香りを思わせるような酸味と辛味の混ざった香りが漂ってきました。

　まずはスープを一口いただきます。あっさりとした塩味のスープにキムチエキスが混ざったような味わいに魚介エキスも加わっているといった感じです。

　具はエビ、イカ、カニかま、タマゴ、長ネギの５種類。特にエビやイカといった海鮮具材が美味しいです。風味も楽しめるしとても良い存在となっています。

　麺はノーマルタイプなのですが気持ち太めとなっています。そして、モチモチとした歯ごたえのある麺となっておりスープとよく絡むちぢれ具合となっています。

　海鮮の風味と唐辛子の辛味を同時に楽しめるような一品。韓流料理をはじめとした辛い料理が好きな方には是非食べていただきたいお薦めの一杯です。

○　「激めん　赤のワンタンメン　赤担担醤油」（マルちゃん）

　ワンタンが入っているカップ麺として長い間愛され続けている激めんシリーズ。その激めんから赤のワンタンメンが登場しました。

　醤油や塩という定番の味わいというイメージが強い激めん。その激めんがまさに「激」な味わいとなって目の前に現れましたからね。ホント、食べるのが楽しみです。

　お湯を入れて３分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。とても辛そうな唐辛子の香りが漂ってきて辛党としては嬉しくなってきましたよ。

　早速、スープを一口いただきます。ゴマと醤油の風味が染みこんでいるピリ辛のスープはわりとあっさりとしている口当たりなので飲みやすくなっています。

　具はワンタン、赤ピーマンの２種類。目玉のワンタンは柔らかい皮となっていますが、具の方は美味しくいただくことができます。赤ピーマンの彩りも良い感じですね。

　麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。柔らかめの麺となっていますが、風味のある旨辛のスープととてもよく絡むので美味しくいただくことができます。

　スープとワンタンと麺のコンビネーションがとても良くなっている一品。そして、その心地良い辛さは癖になるような美味しさとなっています。

○　「黒胡麻　担担麺」（エースコック）

　担々麺といえば唐辛子の辛さとゴマの風味が絶妙に合わさっているのですが、このカップ麺は黒胡麻の風味を楽しませてくれそうです。

　カップの方にも黒胡麻の醸し出す濃厚なコクと風味といったことが書いてあります。ただ単に辛いだけなら美味しくないということを十分に認識することができそうです。

　お湯を入れて３分、蓋を開けて調味油を入れて溶け残らないようによくかき混ぜれば完成。これ以上ないといっていいくらいのゴマの良い香りが漂ってきました。

　まずはスープを一口いただきます。香り同様にゴマの風味が染みこんでいるスープはピリリと辛いのですがコクがあってとても良い味わいといった感じです。

　具は挽肉、チンゲンサイ、唐辛子、長ネギの４種類。濃いめの味付けをされた挽肉の味わいも良いのですが、歯ごたえのあるチンゲンサイもなかなかのものです。

　麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。麺自体のコシの感じといったのはごく普通なのですが、ゴマの風味がタップリのスープがよく絡んで美味しくいただけます。

　適度な辛さに風味タップリなゴマのスープがとても印象的な一品。とにかく黒胡麻の風味と味わいはこれ以上ないといったくらいの味わいとなっています。

○　「麺づくり　担担麺　太麺　期間限定　醤油ベース」（マルちゃん）

　生麺の食感があるノンフライ麺でお馴染みとなっているマルちゃんの麺づくり。その麺づくりから担担麺期間限定の醤油ベーススープの登場です。

　ほどよい辛味が旨い醤油ベースの担担スープといったことが蓋に書いてありました。前作は味噌ベースのスープでしたので違う美味しさを楽しむことができそうです。

　お湯を入れて５分、蓋を開けて粉末スープと液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。醤油の酸味と胡麻の香ばしい香りが漂ってきて食欲をそそられました。

　早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間に胡麻の風味がしっかりと広がってくるといった感じで辛さも心地良い程度となっています。

　具は挽肉、チンゲンサイ、ゴマ、長ネギの４種類。それぞれがトッピングのような大きさとなっているのですが、担担麺には無くてはならない存在を出しています。

　麺はノンフライのややちぢれ麺。ツルツルとした舌触りでモチモチとした食感は食べていて素直に美味しいなと思えます。さすが麺づくりといったところでしょうか。

　胡麻の風味がたっぷりと染みこんだピリ辛スープはまさに癖になりそうな一品。味噌ベースも美味しかったですが醤油もなかなかのものとなっています。

○　「ゴマが決め手の担担麺」（エースコック）

　担担麺といえば胡麻の風味が効いていてスープが辛くて美味しいといったイメージがあります。このカップ麺はゴマにこだわっているとのことです。

　ゴマが効いていたとしてもむせるような辛さがあるのではちょっと勘弁といったところなのですが、どのくらいのバランスを維持できているのかが楽しみです。

　お湯を入れて４分、蓋を開けて液体スープと調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。ゴマと唐辛子の混ざったとても良い香りが漂ってきました。
　
　早速、スープを一口いただきます。ゴマのエキスがタップリと染みこんだスープは喉に響くような辛味があるのですが、とても美味しくいただくことができます。

　具は挽肉、チンゲンサイ、唐辛子の３種類。味付けされた挽肉もなかなかなのですが、担々麺といえばチンゲンサイといった感じもとても良いと思います。

　麺はノンフライのややちぢれ麺。気持ち細めとなっているのですが、ノンフライならではのモチモチとした食感に加えてしっかりとスープに絡んでくれるのが良いですね。

　ゴマが決め手というアピールをまさに裏切っていない風味を楽しめるような一品。本格的な辛さも備えており、大人の担々麺といっても過言ではありません。

（キムチ・担々麺・激辛 その１０）

（キムチ・担々麺・激辛　その１０）